2017年05月05日

漫画のコマ割りについて

漫画の描き方について、時々質問をいただきありがとうございます(^^)◎
私の独自の考えで描いているものなので、「こういう考えもあるんだー」くらいで見て頂けたらと思います。
というわけで、今回はコマ割りについて。

まず、コマ割りの一定の定義について。
コマは右から左へSの形で読むように流れて配置します。
このとき、描く絵の内容によってコマの大きさを変えたり、コマの数を変えたりします。
だいたい1ページに5コマくらいが読みやすい基本です。

@コマの描き方
komanew1.jpg
※図はクリックすると拡大されます

上図にあるとおり、コマは右から左へ、Sの字状に降りてくるように割り振ります。右から左、場合によっては左から右への場合もあります。
コマからコマへ流れるように漫画を読んでいくので、コマとコマはお互いに繋がりを持ちます。
そのつなぎ役になるのが、台詞や効果音です。私はこれらを多用することが多いです。
【コマ割りの例】
komanew2.jpg
場合によってはコマとコマを重ねます。重なり方でコマの見方も変わってきます。

Aコマ割りをするときは、そのパターンを作っておく
 漫画は色んな場面をくっつける、レイアウト作業のようなイメージで作ることもあります。
 その際、いくつかのコマのパターンを考えておくと、描きやすいというか、便利です。komanew3.jpg
4つの例を出してみましたが、どれも何かが落ちてくるイメージです。
コマ数が少ないほど絵に勢いが出ます。スピード感のある絵は、このコマ数の変動でどうにでもなります。
感覚としては、音楽の拍子取りみたいな感じです。1/2拍子は速い、のような。
Cに至っては一気に落ちて爆発しています。

Bコマに何を描くか考えて描く
 結局、漫画はコマをどんなに上手に振っても、その中に何を描くかで印象も読みやすさも変わってしまいます。
起承転結という言葉があり、4コマ漫画はこれを一コマずつに入れて描くことが多いですが、普通の漫画でも同じです。一つの話に起・承・転・結が入っていると、非常にわかりやすく見やすくなります。
最近は4コマ形式の普通の漫画も多く、4コマ内で落ちをつけないものも多いですが、長い目で見ると「起承転結」をつけている作品はけっこうあります。
komanew4.jpg
この際に、「どのコマを目立たせるか」が大事になります。
各ページごとに、必ず注目させるコマを一つ置くと、読むときもメリハリがついてわかりやすくなります。
上図は起承転結をそれぞれイメージしたページになります(それぞれの間に数ページつなぎページを挟んで実際は完成となります)
目立たせたいコマは他のコマより大きくなります。起では1と3コマ目、承は4コマ目、転は1コマ目、結は両方のコマです。

Cコマのパターン
 絵に勢いを持たせると漫画は動きを感じますが、同時にコマに変化を持たせて描く、変形ゴマを多用すると漫画には更に凄い動きが出てきます。
 変形ゴマは多用しすぎると何を描いているか分からないという失敗がありますので、最初は一番目立たせたいコマ一つくらいにつけてみるといいでしょう。
 下図ではBが変形ゴマ、Cは枠をつけない背景ゴマ(漫画用語で断ち切り)と、その上に重ねゴマをのせています。 重ねゴマにすると、必然的に上に重なったコマが目立ってきます。
 ※Cの周りの枠は紙の線だと思ってください
komanew5.jpg
 また、上図のように、コマの絵がばらばらでも漫画として読めると思います。
 基本コマ割りは流れはあるにしろ、中の絵の内容がつながってさえいれば漫画として成り立ちます。
 そのコマをどう配置し、大きくしていくか。
 漫画はレイアウトの切り貼り作業とよく似ているなあと思います(^^)☆

こんな感じが、私の漫画の描き方です。あくまでも自己流なので、ご了承いただけたらと思います(^^)☆
詳しい正しい描き方はやはり、ハウツー本が凄いですよね。
この本を書く方々はやっぱり、凄いとおもいます。

posted by エイト(こまめ) at 16:59| Comment(0) | 漫画について
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