2019年09月16日

すばらしきSFCE

 ここではスーパーファミコン(sfc)の、私が遊んで面白かった知られざる名作を紹介しています。
 個人的趣味が入りますが、それでも知らないとちょっともったいない・・という作品ばかりです。

 今回は「桃太郎電鉄」がリニューアルされて色んな意見がとびかっているのをみて・・。
 桃電でずっとキャラデザをしていた方のキャラデザ作品より
 「ジャングルウォーズ2」です。

●ストーリーが分かっていてもやるたびに面白い「ジャングルウォーズ2古代魔法アティモスの謎」
 どうも世のRPG作品は初代はもちろんですが、2が名作になることが多い気がします。
 ジャングルウォーズもそのうちの一つかと。
 最初のジャングルウォーズはゲームボーイで発売されました。
 こちらの話の続編がこの2なのですが、この作品をなぜか私は妙に気に入り、友達にも勧めて遊んでもらった記憶があります。
 今でも時々遊ぶほど好きなのですが、評価はかなりコアなファン向けということらしいです。
 キノコの森の難易度とかすさまじくて、今でも混乱しますが・・(笑)

 舞台はジャングルで、主人公や仲間達の名前は自分で付けられますが、デフォルトは「ボーイ」
 父親も出てきて、名前はジャングルパパと言います。
 仲間になるのは、占いおばばの孫娘の女の子ミオと、洋服を着、眼鏡をしているサル、サスケ。
 基本ボーイとミオとサスケの三人で旅することになります。
(4人目はストーリーごとに入れ替わります)

 1はジャングルパパとボーイがジャングルの密猟組織に捕まり、一人逃がされたボーイがパパを助けるためにがんばる・・という話でした。

 で2は、ジャングルに眠るという古代魔法アティモスを復活する組織を阻止すべく、ボーイ達が立ち上がるというものです。

●舞台がジャングルらしい展開盛りだくさん。
 この話、ドラクエやマザー2のように世界観がしっかりしています。
 舞台はジャングルで、パトロールをしているパパ。
 その息子ボーイも父と同じくジャングルの平和のために日々精進しているのですが・・。

 ある日ジャングルにアティモスの魔法が眠ることと、それを悪用し世界を征服しようとする「ウルウル団」の存在を知ったボーイ達。
 それを阻止すべく、旅に出るボーイ、ミオ、サスケ。
 彼らは徒歩でジャングルから色々な村や町へ旅していきます。
 戦闘はドラクエ形式の、敵が中央に出てくるのを画面に向かって攻撃するパターンです。
 また、キャラクターにはそれぞれ運のステータスがあり、運が悪いと経験値が少なくなります。
 ミオの祖母が占い師なので、占いで運を変えてもらえたりしますが、宿に泊まったことで運が変わったりもします。
 また、サルのサスケには特殊コマンド「きのみ」があり、戦闘中は木の実を使って攻撃したりサポートしたりします。フィールドでの歩行中は、木の実を探しに行ったり使ったりもします。
 サスケはこのほか、色々な特殊行動を起こせます。今回の戦闘のキモでもあります。
 ボーイは打撃攻撃専門で、ミオは魔法全般。
 ボーイはレベルがあがっていくと一度に3回攻撃をしたりと猛烈に強くなります。
 ミオは意外に体力があり、魔法の威力は超ハイスペック。戦闘で超役に立ちます。
 この3人がもともと頼りになるので、不安要素があまりない冒険になります。

 また、ストーリーが進むと、ジャングルの中を「鉄道」が開通していきます。
 このための資金をボーイ達が稼ぎ、ジャングル全般に鉄道が開通すると、歩行移動しなくてすみます。
 この鉄道開発が、ジャングルウォーズ2の一番の楽しい所だと思います。 
 ちまちま資金援助しているうちに、自分たちの「足」が出来ていくわけですから。

 とある村ではオークションや闘技場も開催されています。
 参加してもしなくてもいいのですが、した方がやっぱり面白いですね。
 進み方に一定の決まりはなく、かなり自由行動で好きに進むことが出来ます。
 最終的のウルウル団阻止まで、ジャングルの旅を満喫することになります。

●主人公はしゃべらずとも・・
 主人公ボーイは作品中一言もしゃべりません。
 その代わりミオとサスケがしゃべりまくります。4人目のキャラもしゃべります。パパもしゃべります。
 でもボーイが何も言わなくても、彼らとの関係がなんか分かるのが楽しいです。
 サスケとはいい相棒なんだろうし、ミオはいいガールフレンドなんだろうし・・という感じです。
 絵柄がかわいいので、始終緊張感がないのもまたいいです。

 また、戦闘はするものの、敵をやっつけるのではなく懲らしめるのがこのゲームの趣旨。
 戦闘後は「〜は謝って帰って行った」という台詞で戦闘終了です。

 ボーイは一切しゃべりませんが、戦闘や世界観が楽しいのはマザー2を彷彿とさせます。
 
●ゲームってこうあるべき、の見本のような作品。
 結局、RPGの基本的要素と応用がつまったような、そんなゲームなので思い出した頃に遊んでしまいます。
 懐かしいあの味をもう一度味わいたい、そんな感覚に似ています。
 ジャングルから、都会まで旅をするボーイ達一行。
 格好はジャングルスタイルのまま、都会に行くとかけっこうシュールです。
 しかしそれだけではなく氷の国や砂漠へも行きます。
 彼らはジャングルの「あの」格好のまま着替えもせずに、世界を旅します。

 また、最初に述べたキノコ(オバケ茸)のダンジョンなるものが気持ち悪くなるくらい広くて抜け出せなかったり、それなりに難易度も高かったりします。
 でもこのダンジョンは特に行かなくてもいい場所だったりして、アイテムが欲しいためだけに具合が悪くなってプレイしたりします(笑)

 また、主人公の怪力と、ガールフレンドの強力魔法と、相棒のアイテム駆使の状況が、マザー2のネス・ポーラ・ジェフの関係を彷彿とさせます。4人目は武闘家のレオンが、プーを彷彿とさせます。
 発売元はポニーキャニオン。フジテレビのグループですね。
 構成もキャラも、総体的に良くできているゲームです。
 ただ一つ、このゲームには意外にバグがあるようです。
 知られざると言っても、評価はなかなか高い反面、はまってしまうバグに遭遇すると大変です。
 プレイする機会があるなら、セーブデータはいくつか分けた方がいいかもしれません(^w^)

 このEジャングルウォーズ2は、「自然を楽しむRPG」これに尽きます。
 世界感も、RPGを楽しむ姿勢も、「自然体」が一番楽しいですね。
posted by エイト(こまめ) at 01:59| Comment(0) | SFC

2019年04月25日

すばらしきSFCD

 ここでは面白いけれど知名度があまりないかもしれない、SFC(スーパーファミコン)ソフトを紹介しています。
 前回はダンクエストでした。
 ドラマチックなボス戦や、感動的なストーリーがあるわけではないですが、おかしなテキストを見つけながら地道に楽しむのが良かったゲームでしたね☆
 
●歌舞伎と江戸が舞台のRPG、カブキロックス
 今回はカブキロックスです。こちらのソフトは「女神転生」、「ペルソナシリーズ」で有名な「アトラス」が発売元です。会社名からして面白そうなのが伝わってきます(^w^)
 作品自体、いろんなパロディが多くて、歌舞伎の世界が好きな人にはたまらない作りになっています。
 まず題名からして、バンド「カブキロックス」がイメージになっており、主人公ロックは、バンドのボーカルがイメージキャラだとか。
 バンド「カブキロックス」はゲームソフトの発売と同様、昔結成されたバンドですが、今は新カブキロックスになって稼働中のようです。
 ちなみにボーカルの方は声や雰囲気が、デーモン小暮さんに似ています。

 さて、歌舞伎ということで、舞台はもちろん江戸です。
 将軍が変わってしまった影響でモンスターがはびこる世になってしまったというとんでもない世界で、主人公「助六(すけろく)=ロック」がヒロイン「揚巻(あげまき)=マッキー」達と一緒に世直しの旅に出る物語です。
 主人公助六と揚巻は歌舞伎「助六」から登場です。元では恋人同士ですが、こちらも似たような物です。
 他にも仲間に弁慶(べんけい)、自来也(じらいや)、鼠小僧(ねずみこぞう)などが登場します。

 彼らは連凧(れんだこ)惑星という変わった形の国を旅し、決戦の国「オエド」まで向かいます。
 ただし、変わってしまった将軍のせいで「モンスター憐れみの令」というお触れが出てしまっており、当然モンスター退治をするロック達はお尋ね者に。ひどい扱いですね。

●魔法ではなく、歌武器を駆使
 戦闘は歌舞伎の舞台上になっており、戦って勝つと観客からおひねりをもらい、それが軍資金となります。戦い方によっては、観客が座布団を投げて応戦してくれることもあります。 
 この世界では魔法の代わりに「歌武器」という歌技があり、ちょっと前の歌曲がタイトルになっていたりします。例に挙げると個人の歌には、火系の「いい日旅立ち」、氷系の「冷凍・イット・ビー」、回復系の「元気を出して」などがあります(^^)
 あと、個々に「十八番」という、それぞれに適した得意技もあったりします。
 ちなみに歌を覚える場所は、町の中にあるカラオケボックスで。
 昔が舞台ですが、所々今風です。

 更に物語が進むと、デュエット曲やコーラスなどの強力な歌を覚えていきます。
 人物の掛け合いや駄洒落が多いのも、この世界観ならではだなあと思います☆
 個人的には登場人物の一人、お七(八百屋お七)という女性が、色んな意味で思い出深いですね。

 ただ、物語がけっこうシビアな部分もあり、人が死ぬことも多々。
 そのため、イタコ(霊を呼び出す人物)が仲間に登場し、亡くなった人も戦闘に参加出来たりします。
 便利なようですが、多少切なさも残ったりしますね(^w^;)

 さすがアトラス、というか、けっこう展開も話の進め方も掛け合いも凝っていて、ダンジョンの作りもなかなかお洒落になっています。特に終わりあたりのダンジョンは・・。
 私は攻略法が分からなすぎて、抜け出すのに一ヶ月以上かかってしまいました。
 でも、その苦労もまた面白さの一つなんですけどね(^^)>

 あと、ゲーム内のキャラ絵はスーファミらしい可愛いドット絵です。
 あまりリアル寄りでないキャラの方が、個人的にはゲームに入り込みやすい気がします☆

 こちらは勧善懲悪を目指す、歌舞伎(を舞台とした)ヒーロー達の物語といったところでしょうか。
 ゲームパッケージはアニメ調の絵なので、最初はそういうアニメがあったのかと思ったくらいでした。
 実際、アニメになると面白いかもしれませんね。
 以前紹介したヴェルヌワールドも、アニメ的な攻略本があった気がします。
 スーファミ時代のゲームは、アニメ化したら更に面白そうな物が満載な気がしますね。

 余談ですが、寿司の助六(のり太巻きといなり寿司がセットになったもの)は、歌舞伎助六が元となっています。太巻きが助六でいなりが揚巻、等色々な説があるようですね。

 というわけで、Dのゲームは、勧善懲悪の歌舞伎RPGで。
 一度やっておいても損はないと思います☆
posted by エイト(こまめ) at 01:45| Comment(0) | SFC

2018年11月12日

素晴らしきSFCC

 懐かしいけどあまり知られてないけど、私が好きなSFCソフトを紹介しています。
 前回はヴェルヌワールドでした。
 今回はダンクエストです。
 発売元はテクノスジャパン。

●「生きている」世界観を感じるダンクエスト
 このソフトはサークルの先輩に、「なんかはまるよ」と言われて遊びました。
 まず、ドット絵が非常に綺麗です。SFCのソフトはメーカーによってクオリティにかなり差が出るのも面白いです。
 バトルは敵がアクティブに動くアクションタイプですが、アクションが苦手でも結構大丈夫です。
 自分が強くなると、敵によってはダメージを受けなくなります。
 また、ダンジョン内探索なのでアイテムが落ちていたり、ワープがあったり回復の泉水があったり。 
 上り下りする階段があるのは、まるでトルネコやシレンを彷彿とさせます。
 ダンジョン内でダメージを受けるとHP(ヒットポイント)が下がりますが、一度ダンジョンを出るとHPが全て回復します。

 ここの主人公は王様の「おふれ」に応募した冒険者です。
 行動するのは主人公1人だけで、仲間と協力することはありません。周りの張り紙や町の人がヒントをくれて冒険をするので、それらのメッセージや言葉は常にチェックする必要があります。
 また、持つ武器や防具もそれぞれに熟練度があったりして、戦う度に強くなります。
 防具に関しては攻撃を受けないと強くならないので、そういうところも凝っています。
 強い武器を手に入れたとしても、「熟練度」が少ないものは最初はあまり強くありません。
 なので既に慣れた弱い武器の方が強かったりして、うまく「熟練度をあげる」ために自分で使い分けたりするなどの「手作業感」も楽しめます。
 ちなみに登場ダンジョンは少ないですが、階層が深いのでけっこうやりこめます。

そしてこのソフトには、マザー2と類似したところが一点あります。
 それは、非常に細かいところまで練られた(無駄・意味のないものも含む)テキストが満載なところです
 家の窓、鏡、壺、タンス等はもちろん、町や城の壁の御触書や人々の会話等、ボタンを押すとメッセージテキストが色んな所から頻繁に出てくるという懲りよう。
 その内容がとてもバカバカし・・いえ、楽しい物が多くて、けっこう飽きません(^^)
 主人公は無口ではないので、人やメッセージに時折答えたりしたりして、「生きてる」感じがして面白いです。また、町に出てくる人たちそれぞれに物語があったりして、彼らも自分と一緒に変化している状況も楽しめます。
 狭い世界ながらも、住人達の成長や新しい行動、それに伴う主人公である自分の変化など。
 広い世界もいいですが、狭い世界で住民達と一緒に成長していくのも面白いですね(^w^)

 また、主人公と同じ冒険者の「ある」少女が出てきます。
 少女と主人公とはゲーム内で色々と関わってきます。
 おそらく彼女が「ヒロイン」的な立ち位置なんでしょうが、直接的に関わらない立ち位置にいます。
 それでもヒロインっぽいことになっていくのが面白いです。

●慣れる必要があるものもいくつか。
 このダンクエスト、ちょっとくせがあります。
 まず町にある家に入るときですが、下方向から上に向かって扉に入りますが、家の中は上の扉から下に向かって入るようになっています。ちょっとこんがらがります。
 またキーコンフィグ(操作法)はBボタンがOK、YボタンがNOです。
 通常はAがOK、BがNOなので、慣れが必要です。
 階段は四方どこからでも上り下り出来るわけではなく、階段の登る方向、下りる方向から入らないと上り下り出来ません。
 
 でも慣れると気にならなくなるものばかりです。
 「1人で冒険する」楽しさを十分味わえる内容になっています。
 重い使命感を請け負わない、緩い感じの冒険をしたい方にはオススメです(^w^)v
 
Cダンクエストは「生活感溢れる探索物語」という感じがしますね。

posted by エイト(こまめ) at 03:18| Comment(0) | SFC